市民カレッジの日本遺産「炭・鉄・港」を学ぶ講座で、「炭」の関係の歌志内市郷土館と赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設を見学しました。
「炭・鉄・港」とは、北海道の発展に寄与した3地域(空知、室蘭、小樽)を「石炭」「鉄鋼」「港湾」とそれをつなぐ「鉄道」と云うテーマで結び、人と知識の新たな動きを作ろうと云う取り組みで、令和元年に日本遺産に認定されました。
ふたつの館を見学して、往時の採炭の様子を想像する事が出来ましたが、昭和27年日本に1,000か所あった炭鉱は、いまや釧路のコールマインだけ。エネルギーの変遷について考えさせられました。
面白かったのは、赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設に残されていた重さ40kgもある大きなスパナ。
それと、赤平のズリ山に登る階段は、日本一と云う777段もありましたが、参加した一人の女性が登り切ったのには驚かされました。
両市とも炭鉱がなくなってから人口減少が著しく、歌志内は最高46,000 人だったのが現在2,900人、赤平は6万人弱が9,300人となっています。
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