元日と違って正月2日は、朝から明るい陽が差す良いお天気で、庭の雪の上にも、くっきりと建物の影が落ちています。
ただ、隣近所には誰も見かけません。皆さんコロナ禍とあってこんな良いお天気でも閉じ籠っているのでしょうか。
ところで昨夜は少しは好い夢を見られるかと思ったら、ボランティア同士の調整に苦労するような、まったく冴えない物でした。
大体私の夢と云えば、営業時代の名残でしょうか、お客さんをぐるっと廻ったのに、会社に何にも報告するようなことがなくて、どうしようかと戸惑う、とかそんな情けない夢ばかりです。
その点、漱石の夢十夜には、艶のある夢がたくさん出てきます。どうしてこんなにも中身のある夢を見る事が出来るのか、と感嘆してしまいます。
初夢と云う言葉を始めて使ったのは、西行だそうです。
「年暮れぬ春来べしとは思い寝にまさしく見えてかなふ初夢」
初夢は、元日から二日にかけてか二日から三日にかけてか、どちらとも決められているわけでもないようなので、ひょっとしたら今夜に好い夢が見られるかもしれません。
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