2020年11月30日月曜日

冬ざれ

 新聞の「北のうた暦 」に掲載された句に「冬ざれ」と云う言葉が使われていました。

 根雪になる前の冬の景色のことだそうです。

 冬ざれや野の息吹みな地に潜み  岡野敏春さん

 大きな荒野の景色なのでしょう。

 我が家の庭のようなこちょこちょとこじんまりした空間では、雪にすっぽり被せられるまでは、どっこいまだまだ潜むどころか、最後のあがきと云うか何と云うか、懸命に命を主張しているようです。

 常緑のアオキは、つやつや

 西洋シャクナゲは来年の芽を最後まで太らせようとし

 コブシの冬芽はふかふかの毛に包れて暖かそう!

 こんなふうに、まだまだ潜む気配は見せず、頼もしいかぎりです。

2020年11月29日日曜日

3強激突のジャパンカップ

 今年の競馬のG1・ジャパンカップは、秋の天皇賞を勝ってG18勝の新記録を打ち立てた5歳牝馬のアーモンドアイ、無敗の牡馬3冠馬の3歳コントレイル、同じく無敗の牝馬3冠馬の3歳デアリングタクトの3頭の激突が注目されています。

 3頭のうちどの馬が勝つのか、予想も難しく、ふたを開けてみないと分かりません。

 分かりませんが、天皇賞の勝ち方にあまり余裕のなかったアーモンドアイははずして、無敗の3歳牡馬と牝馬を組み合わせて馬券を買いました。果たしてどうなる?

やっぱり、アーモンドアイは強かった!となるのか?

発走は、15時40分です。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、結果は・・・

やっぱり、アーモンドアイは強かった!


 

2020年11月28日土曜日

イースタンリーグ優勝を目指せ!

 昨日に続いて野球の話を。

 日ハムは、去年に続き5位とふがいない成績でした。有原が抜け西川も抜けたら、来年も厳しい年になりそうです。

 来年は、打てなくても、打たれても良いから、せめてエラーだけはしないで欲しいものです。もうひとつ2軍がもう少しなんとかならないかと思います。日ハムの場合、2軍で好成績でも1軍に上がると1割にも満たない打率しか残せない選手が多い。 

  ちなみにイースタンリーグの成績をみると、日ハムは2011年に優勝して以来、2012年から2020年の9年間最下位かその一つ上の6位ばかりです。2軍は育成が主で成績は度外視と云うのはおかしいのではないかと思います。勝ち負けにこだわらずに技術が向上するわけがありません。

 と云うことで、来年の日ハムに望むのは、イースタンリーグの優勝です。


2020年11月27日金曜日

日本シリーズも終わって

  今年の日本シリーズは、ソフトバンク・ホークスが昨年に続き4連勝で優勝しました。

 この10年でパ・リーグが9回優勝しているそうです。

 これは、やっぱりDH制のあるなしではないでしょうか。9人どこも気を抜く所がない中でやるのと、投手の所で一息つける(投手でも打撃の良い選手がいないでもありませんが)のとの差は大きいのではないでしょうか。

 実際観戦する方も、交流戦でDHがないと、面白みが半滅してしまいます。

 まあソフトバンクは、3軍なども置いていて育成面でも違いがあるのかもしれませんが。


2020年11月26日木曜日

高齢化の話

 市民カレッジの高齢化問題についての講座にスタッフ参加しました。

 日本の平均寿命は、男81.41歳、女87.45歳ですが、世界保健機関の定義では、65歳以上が高齢者。

 高齢者が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%超えで超高齢化社会と呼ぶが、日本は高齢化社会になったのが1970年(大阪万博の年)、高齢社会になったのが1994年、そしてその13年後の2007年には超高齢化社会になってしまった。

 2020年で、全国の高齢者は28.4%で4人に1人。北海道はそれを上回る31.7%だそうです。

 また、健康寿命と云う言葉もありますが、ある調査によると、65歳では、男14年、女16年だそうです。

  

2020年11月25日水曜日

弦楽5重奏ト短調

  今朝のラジオ番組で、モーツアルトの弦楽5重奏ト短調を聴いたらなかなか好い感じでした。

 聴き慣れた曲ですが、始めて聴いたように新鮮で、久しぶりにじっくり音楽を聴いた気がしました。コロナ感染が拡大するこんな時期だからなおさらだったのかもしれません。

 短調の曲らしく、全体に影があってそれが微妙に変化していくのが、耳に心地よく響いてきました。

 弦楽5重奏第4番ト短調k516は、同時期に作曲された弦楽5重奏第3番ハ長調k515と対になっているようです。

 4番を聴いた後、改めて3番も聴いてみました。

 こちらは長調だけあって明るい調子ですが、私としては影の多い4番の方が好みに合うようです。

 実は、この二つの弦楽5重奏が対になっているように、翌年に作曲された交響曲40番と41番は、それぞれト短調とハ長調になっていてふたつの5重奏とも対比しているようです。

 こうやって書いていたら、何だかもう一度聴きたくなってきました。


2020年11月24日火曜日

落ち葉掃きも終わり?

  昨日と同じように雪の朝でしたが、今日は幾分厚めに積もった感じ。

 ところで今朝は、居間の窓から見えるライラックに葉がついていないことに気が付きました。いつ落ちたものやら、確か昨日か一昨日にはついていたはずですが・・

 今の時期の木の葉は、ちょっとした風でも落ちてしまうので、あら、いつの間に!と思ってしまいます。

 もう庭の木もほとんど葉が落ちて、残すのは、わずかにライラックの前のバイカウツギと栗の木とドウダンツツジくらいです。

 こんな状態なら、この後はあんまり落ち葉掃きをしなくても済みそうです。


 


2020年11月23日月曜日

三連休の人出

  テレビなどで見ていると、この三連休中、所によってはけっこうな人が集まって賑わった地域もあるようです。

 見ていて心配になりますが、考えてみるとGo To トラベルなどを予約していれば、せっかくだから心配だけど出かけよう、と云う気になるの止むを得ないかもしれません。

 我が家のような年寄り二人暮らしなら、どこにも出かけないで、見飽きた顔を突き合わせて家でじっとしていることもそれほど苦ではありませんが、子供のいる家庭ではなかなかそうもいかないでしょう。

 まあ、まるべくウイルスが広がらないように祈るのみです。

2020年11月22日日曜日

テレビ塔の名前

  月に2度通う「古今集を読む」の講座の時、地下街を上がって会場のビルに入る前に必ずテレビ塔が見えます。

 今はテレビ塔としての機能はないのに変わらずテレビ塔と呼ばれているのは、それだけ市民に馴染みがあるからでしょう。

 講座のたびに塔を見上げてそんなことを思っていたのですが、朝刊の特集版にテレビ塔と手稲山のテレビ送信所のことが載っていました。

 テレビ塔が完成してNHKが道内初めてテレビ電波を流したのが1956(昭和31)年。5年後には、全国初の電光時計が設置されたようです。

 ところが、その翌年開局した北海道放送(HBC)の送信所は手稲山頂に作られました。テレビ電波は直進性が強く、標高の高い送信所ほど遠くまで電波を届けやすいためです。

 そのうちNHKも1962年に手稲山頂に移動、59年に開設した札幌テレビ放送(STV)も65年に手稲へ移動してテレビ塔は電波塔としての役目を終えたようです。

 結局テレビ塔からテレビの電波が発信されていたのは10年足らず。

 しかし、「東京タワー」などのような固有名詞ではなく「テレビ塔」と云う普通名詞が今も残っているのは面白いものです。

 と思ったのですが、テレビ塔の正式名は「さっぽろテレビ塔」で、ちゃんと固有名詞でした。

 

 


 

 

2020年11月21日土曜日

栗の葉の色

  朝の雨は止んで、落ち着いた昼下がり。

 栗の木の葉がなかなか好い色をしています。

 渋いと云うかなんとも言えない色です。

 穏やかな冬の色とも云えそうです。

 まあ、ちょっと落ち着いた気分で見るせいかもしれません。

 そう云えば、札幌では雪ミク電車が走り出したようです。

 電車にはもう長い間乗っていないなあ!


2020年11月20日金曜日

秋のテレビドラマ

  秋のテレビドラマも佳境に入ってきました。

 気に入って毎回逃さず見ているのが、「危険なビーナス」「7人の秘書」「この恋あたためますか」「共演NG」など。このうち、「共演NG」は視聴率がかなり悪いそうです。面白いドラマなのに、年より向きなのでしょうか。

 まずまずで毎回見ているのが「監察医朝顔」「リモラブ」「相棒」「恋する母たち」「35歳の少女」など。

 初回以降はご遠慮願ってるのが、「ルパンの娘」「極主夫道」「姉ちゃんの恋人」

 こうやって挙げてみると、けっこう見ているものです。別にテレビにかじりついているわけでもないのですが・・

2020年11月19日木曜日

ベットの品格

 数日前からベットがぎしぎし鳴るので、危ないぞ、と思っていたら、昨日とうとうバギッと中板が割れてしまいました。

 何年使ったのか、覚えていませんが、結構な年数になるので壊れるのもまあしょうがないところです。

 そこで、2階に置いてあった息子が使っていたベットと取り換えることにしました。

 ところが・・

 元のままの家人のベットと並ぶと・・

 私のベットはなんだか貧弱!

 なんとなく、女王様のベットと家来のベットのような感じがします。そう云えば、日頃からそんな気配が無きにしも非ずです。

 それは納得なのですが、それにしてもなんとなく悲哀を感じないでもありません。

 また、改めて気が付きましたが、たまたま買う時にその色しかなかったのでしょう、家人がブルーの掛け布団を、私がピンクを使っているのも変と云えば変かもしれません。

 ベットにも品格の差があるようです。

2020年11月18日水曜日

王様の特許状

  英国のEU離脱により英海域のおけるEU加盟国の漁業権交渉が難航している中・・

 ベルギー・フランドル地方政府は、1666年に英国のチャールズ2世から与えられた特許状をたてに漁業継続を主張して話題になっているそうです。

 特許状は、フランドルの都市・ブルージュの市民に「英海域で漁船50隻を操業する永久の特権を与える」と云うもの。

 1666年と云えば、日本では4代将軍徳川家綱の時代。

 英国では「冗談だろう」と一笑に付されているようですが、フランドル地方政府は法的有効性を検証するなど本気だとか。

 さて、どうなるのでしょうか?

2020年11月17日火曜日

リンゴと柿

  久し振りに紅葉山公園を歩きました。刺すようにと形容すると少しおおげさかもしれませんが、けっこう冷たい風が顔に当たります。

 近所のリンゴの木は、収穫もされないままの実が朽ち果てようとしていました。せっかく実を生らせたリンゴが気の毒。

 公園の入り口のハルニレの並木はすっかり葉を落とし、足元には落ち葉が分厚く積もっていました。


 公園ではナナカマドの実が真っ赤。


 池では、マガモがたくさん集まっていました。

 くるっとひと廻りしての帰り道、ある家で柿の木に実が生っているのを見かけました。しかも案外色づいています。

 この辺りでも柿は生ることは生りますが、大体が青いまんまです。こんなに色づいているのは初めて見ました。それだけ温暖化が進んでいるのでしょうか。

 でも収穫をしていないところをみると、さすがに甘くはならないのでしょうか?

 白い所が大分増えた手稲山を仰ぎながら帰ってきました。


 

2020年11月16日月曜日

窓を開けたら・・

  冬になって居間の窓も閉めていること多くなりましたが、コロナの事を考えれば換気が必要と思って、しばらく開けておくことにしました。

 すると・・

 窓を閉めていた時には気が付かなかったヤマボウシの紅葉が目入ってきました。

 全体には褐色ですが・・

 部分的にはけっこう赤い色になっています。

 特に赤い部分は木の下側なので、下半分が磨りガラスの内窓を閉めていては見えないのも道理です。


 たいしたことでもありませんが、私にとってはちょっとした発見でした。

 

2020年11月15日日曜日

金澤21世紀美術館

 テレビでユニークな美術館を紹介していました。

 金澤21世紀美術館と云う主に現代アートを展示している美術館ですが、2004年に作られてから人気が高く全国から人が押し寄せているのだそうです。

 展示作品の一つ、レアンドロ・エルリッチさんの「スイミングプール」は思わず行ってみたくなるようなアートです。

 底のガラスに浅く水を張ったプール様の物で、水面下の空間に人が入れるようになっていて、上から見下ろす人と下から見上げる人が交流できるようになっていました。


 金澤と云えば加賀百万石のおひざ元で、伝統のある町なのに、こんな現代風な美術館を作るとはなかなか考えたものです。

 

2020年11月14日土曜日

落ち葉はやっかい・・

  冷たい風の吹く寒い日。

 今時期の風は落ち葉を思い切り散らすので大変やっかいです。

 自分の家に落ちるのはなんでもありませんが、他所の家にも飛んでいくので困ります。

 今日は2度も掃き集めることになりました。

 落ち葉を嫌って庭木を切ってしまう家もあるくらいですが、木がないとさびしいので、この時期せっせと掃かなければならないのは仕方がありません。

2020年11月13日金曜日

大相撲

  本来は九州場所ですが、コロナ対策で東京で行われている大相撲11月場所も前半戦5日が終わりました。

 しかし、二横綱は初日から休場、三人の大関も二人が休場となってまことにさびしいことになっています。

 白鵬が出ないとなると、図抜けた力士がいないのでしばらくは毎場所こんな感じかもしれません。

 早く相撲界全体を引っ張るような強い力士が現れて欲しいものです。

 と云っても、誰が優勝するのか全く分からないこんな混沌とした状況もこれはこれなりに面白いのですが・・

2020年11月12日木曜日

木の肌

  防風林の木々はすっかり葉を落として、すごく見通しが良くなりました。

 見た目にすっきりしたばかりではなく、音もすっきり。

 鳥の声がとても澄んで聞こえてきます。

 普段は葉の形で木の種類を見分けますが、葉が落ちてしまった今は木肌がまず目に入ってきます。

 特徴があって一目で違いが分かるハリギリ

 ちょっとねじれたハルニレ

 荒い感じのミズナラ

 つるっとして白っぽいシナノキ

 ごついヤチダモ

 オニグルミ

 こうやっていくつかの木を見て歩きました。実はあまり残っていませんでしたが、ズミが辛うじてまだ実を残していました。

 ヒメリンゴの実も残ってはいましたが、これはもう色が黒ずんでいました。