2020年6月19日金曜日

ニセアカシアが満開

  道路脇で、ニセアカシアの花が満開です。
 並んで生えているので、一面に白い花が続いて壮観です。

 名前にニセとついているのは、暖かい所に生え、花が黄色のアカシアと云う木が別にあり、それに葉が似ていることからだとか。

 ニセと云う名はイメージが悪いからか、上質なニセアカシアの花の蜂蜜も、アカシア蜂蜜として売られています。
 ところで、この木は一長一短があり、おいしい蜂蜜が採れ、香りの良い花はてんぷらにすると美味なのですが、反面繁殖力が強く他の木を押しのけて生育を広げる邪魔者的存在でもあります。邪魔だと切り取っても、切れば切る程勢いよく萌芽して、退治するのがやっかいです。
 前に森林ボランティアをやっていた時、笹を刈った植栽地にどんどん侵入してきて大変難儀しました。
 かっては街路樹としてたくさん植えられていましたが、後の管理がやっかいなのか最近は少ないように思います。根が浅く案外風害に弱いという面もあるようです。
 北アメリカ原産で札幌に植えられたのは、明治18年頃。
 北原白秋が札幌に来て、この道はいつか来た道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる、と歌った「この道」は北1条あたりだそうです。

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