行きは内陸部の国道275号線で当別、月形、北竜を通り留萌に向かいました。
留萌からさらに北上して、小平の旧花田屋番屋を下見。
ここと留萌市礼受(れうけ)の旧留萌佐賀家漁場は、かってのニシン漁の遺構で、「留萌のニシン街道」として北海道遺産に指定されています。国指定重要文化財でもあります。
現存する道内最大規模の番屋だと云う旧花田屋番屋はなるほど大変大きなものでした。
次に南下して、留萌の旧留萌佐賀家漁場は、車で通りすがりに確認しただけですが、番屋だけでなく船倉や網倉、稲荷社までニシン漁場の一通りのものが残っているようです。
次に増毛の旧商家丸一本間家と国稀酒造「北海道遺産(増毛の歴史的建物群)」を下見見学しました。
国稀では美味しい甘酒をご馳走になりました。
すぐ近くにある本間家は、荒物雑貨の店から始まり、呉服商、ニシン漁の網元、酒造業など手広く事業を行い天塩国(てしおのくに)一の豪商と呼ばれたようです。国稀酒造も本間家の事業です。
こうして無事下見を終え、受講者には喜ばれそうなルートであることを確認して帰路につきました。
ただ、石狩から留萌までは2時間半ほどかかるので、じっくり見学をしていると、時間が足りなくなりそうなのが悩みです。
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