「古今集を読む」の講座を受けに札幌へ出かけました。
バスを待つ間は、まだまだ肌寒いですが、大通り公園も汚い雪が残っていてわびしげです。
心なしか、テレビ塔も元気がないように見えます。
さて講座は、いつものとおり和気あいあいと行われ、あんまり愉快にやりすぎて、たった3首しか進みませんでした。
立ちかへりあはれとぞ思ふ よそにても人にこころをおきつしらなみ 在原 もとかた
繰り返し、あなたのことを恋しく想うことだなあ。逢えない遠くからてもあなたに心を寄せてしまった(寄せては返す沖の白波のように)―心を置き、と沖つ白波
ところで、こんな面白い講座が閉講の危機です。
と云うのは、先生が10月からサバティカル休暇を取らなければならなくなったそうで、そうなるとこの講座を受け持つわけにはいかないそうです。代わりの先生を探しているが、なかなか見つからないとのこと。
サバティカル休暇と云うのは、研究休暇とも言われ、一定期間職責を離れて自由な研究などを行うよう定められたものだそうです。
なんとか、この講座がなくならないで欲しいものですが。
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