2016年3月25日金曜日

雁供養

 朝、雪が積り、しばらくすると融けるパターンが今日で3日続きました。
 



 特に今日は日中も雪が降り、あられも落ちてきたのに、結局は融けてしまいました。
 

 


 こうなると、明日の朝がどうなるか、ちょっと興味が湧いてきます。

 ところで話しは変わりますが、雁供養(がんくよう)と云う季語があるそうです。

 青森県の外カ浜と云うところの言い伝えでは、秋に飛来する雁は木片をくわえて来るのだそうです。どうしてかというと、疲れたら水面に木片を浮かべてその上で休むためだそうです。
 


 面白いですね。さらに日本の海岸に着くともう要らないので、いったんは浜辺に落とし、春に帰る時にまた拾ってくわえていくのだそうです。
 


 だから浜辺に残っている木片は、日本で死んでしまって北へ帰れなかった雁の木片と云うことで、死んだ雁を供養するために流木で風呂を焚いて旅人などに振る舞ったのだそうです。

 ほら吹き男爵みたいなお話ですね。

 

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