今日と明日の二日間、公民館まつりが行われて、市民カレッジも展示ブースを設けました。
私も午後からブースに詰めて訪れる市民に、カレッジをPRしました。
また、午後からはデモンストレーションとして15分のミニ講座も開き、市民カレッジのスタッフでもある郷土研究会の会長さんが話をしてくれました。
15分できちんとした話をするのは大変難しいことですが、そこは手慣れた会長さん、15分が倍の30分になりましたが、短い時間の中でなかなか面白い話をされました。
話のテーマは、アイヌが使った船について。
アイヌが川や湖沼を渡るのによく使ったのが、チプと云う丸木舟。センの木やシナの木、カツラの木の巨木をくりぬいて作ったようです。
小さいもので6.5m、大きいものでは9mもあったと云いますから昔は巨木がたくさんあったのでしょう。
また、アイヌは外洋も航海していたそうで、その時はイタオマチプと云う丸木舟の周囲に板をつけた舟が使用されたそうです。
丸木舟の側面に板を紐で綴り合わせて大型化させたもので、蝦夷船とも呼ばれたようです。
正味30分の話でしたが、内容の濃いものでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿