未明から風が吠えていました。
明けても空はどんよりと暗く、吹雪模様です。
そんなお天気になるとはつゆ知らず、朝刊にこんな歌が載っていました。
春浅し空また月をそだてそめ
久保田万太郎
今夜の月齢が1.5なので掲載されたのでしょう。
解説には「空という母体が、月という赤ん坊を育てていると見立てたもの」とあります。
「身を切る夜気ではあるが、次の満月の頃にはもう少しあたたかい日和が待っていることだろう」ともありますが、それは本州の事、次の満月の23日も北海道ではまだまだ寒さのさなかです。
ところでこんな歌を見たり解説を読んだりすると、どうしても今夜の月を見たくなりますが、残念ながらこんなお天気ではその願いはかないません。
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