次世代シークエンサーと云う遺伝子の塩基配列を高速で読み取れる装置があって、この装置が出来て様々な分野の研究が飛躍的発展を遂げているそうです。どのくらい早いかと云うと、13年と云う歳月をかけて解読されたヒトゲノムがたった数日で解析できるほどだそうです。
おかげで人類の足跡を辿る古代DNA研究も従来では考えられないほどの進展をみせているそうです。
例えば、ネアンデルタール人のすべてのDNAが2010年に解読され、その結果ネアンデルタール人の祖先と現人類(ホモ・サピエンス)の祖先が分岐したのは、60万年ほど前で、しかも両者は分岐の後も交雑を繰り返していたそうです。
「人類の起源」と云う本をまだ読み始めたばかりですが、ワクワクするような面白さです。
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