思い出の一冊を読者が投稿する新聞記事で、様々な本とそれにまつわる思い出が語られていました。
そこで、自分にはそんな本があっただろうかと考えてみると、特にこの一冊で人生が変わったと云うほどの本はありませんが、当時面白く夢中で読んだ本を2つ思い出しました。
「海底二万マイル」と「ドリトル先生航海記」です。
と云っても、もうあらすじもほとんど忘れてしまっています。
「海底二万マイル」の印象に残るのは、パンノキ(とても美味しそうに書かれていて無性に食べてみたくなりました)と大渦に巻き込まれてしまったノーチラス号のネモ船長がどうなったのか、気になって仕方がなかったことです。
「ドリトル先生航海記」はさらに記憶が薄いのですが、大きな透明なカタツムリに乗って大海原に乗り出す話ににワクワクしたのを覚えています。
実は、ドリトル先生物は数年前、図書館で借りてきて読み返そうとしたことがあります。ところが、夕食に美味しい肉を食べたと云う記述が出てきて、動物の言葉を話し、動物たちに慕われているドリトル先生がどうして動物の肉を美味しそうに食べられるのだろうと、興ざめしてとうとう読まずに返してしまったことがありました。
大人になると、おかしなことに拘って、嫌ですね。
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