掘り出し物と云うのは、ちょっと違うかもしれません。読むつもりで買ったはずの本が棚に眠っていただけなのですから。
でもすっかり忘れていて、たまたまある本を探すために棚を引っ掻き回さなければ永久に眠っていたかもしれないので、私としてはまさに掘り出し物と云う感じなのです。
その本は、旭川市博物館館長の瀬川拓郎さんが書いた「アイヌと縄文」
かねがね縄文人とアイヌがどうつながるのか、疑問に思っていました。その疑問をすっきり解決してくれるかどうか分かりませんが、少し読んでみたところでは、期待が持てそうです。
アイヌの熊祭りは知られていますが、縄文時代に本州では同じようなやり方のイノシシ祭りが行われており、北海道の縄文人もわざわざ道内には生息しないイノシシを本州から持ち込んで祭りを行っていたことが遺跡から分かるそうです。
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