「古今集を読む」の講座を受けに札幌へ。
テレビ塔の手前のある2本の大きな木・シンジュとプラタナスもすっかり裸木になって、なんだかひょろりと背が高くなったように見えました。
講座はいつも通り面白かったのですが、こんな歌が出てきました。
偽りのなき世なりせば いかばかり人の言の葉うれしからまし
よみ人知らずの歌ですが、割に知られた歌です。
(男女の仲に偽りと云うものがなかったら、どれほどあなたの言葉が嬉しいことでしょう)
「世」はいくつか解釈があって、あなたと私の仲とも男女の仲とも所謂世の中とも解釈できますが、私は、男女の仲と解してみました。
講座を楽しんで帰ってきたら、もう月が出ていました。
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