2019年7月16日火曜日

移り変わるハマボウフウの花

 ハマボウフウはセリ科特有の複散形花序と云う形をした花ですが、時間が経つとその姿が変わっていきます。

 中央の花序は5つの花弁を持つ小さな小花の集まりで、オスとメス両方の機能を持つ両性花です。

 最初は雄しべを出し、その後花弁と雄しべを落とし雌しべを伸ばし、各小花が融合します。

 その後はだんだん赤くなって結実します。

 しかし、周りのやや小型の花序は、雌しべを出さず、雄しべの状態のままです。
 その変化はなかなか面白いものです。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿