といってもどんな活動なのかわかりにくいと思いますが、午前に行ったモニタリングサイト1000と云うのは、環境省の植物定点調査で、石狩浜で2個所の調査地を選んで、月に一度植物の存在と状態(蕾、花、実など)を調査するものです。
5年間継続して調査することが義務付けられていますが、今年で4年目になります。
今開花が最盛期なのが、イソスミレです。このイソスミレは、絶滅危惧種でここ石狩川左岸(なぜか右岸にはない)が北限地です。
また目立たぬ小さな植物ですが、カヤツリグサ科のチャシバスゲとイグサ科のスズメノヤリの2種が花盛りです。
イソスミレの次に咲くのが、アブラナ科のハマハタザオですが、そろそろ咲きだした株もありました。
午後からは、海辺パトウォーク(石狩浜の車両進入防止柵の点検)を行いました。
これは、1.2㎞の地域に50mおきに標識をつけ、どの部分から車両が進入したかを把握するものです。
海岸線に沿って杭を打っているので、波による浸食の状況も見ることができます。
今回は、冬の間に浸食されて崖が崩れ、杭が無くなっている所が1個所ありました。
草原を車両が走行している跡はかなりあり、どこから入っているかと思ったら点検の最後のほうで、柵を倒して進入している跡を見つけました。
流木などでバリケードを築きましたが、こちらを塞げばあちらから入ると云う図式でいたちごっこです。
一日海辺を歩いて気持ちの良い日でした。
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