朝刊の「北のうた暦」の解説には、時々文句をいいたくなる時があります。どうも我ながら皮肉っぽくていけません。
今朝も・・
にんげんは両腕抱きぞ恋雀 宮田黄李夫
2羽の雀。雄が雌にプロポーズしている。じれったく感じた作者。人間なら思い切り抱きしめる時なのだぞ、と応援している、と解説されていました。
今時、相手が逡巡しているのにそんなことをすればセクハラですよ。といっても、それは屁理屈。作者の雀に対する暖かい眼差しは分かっています。
鳥たちは、雌がその気にならないとカップルは成立しないので、もともとセクハラなど起きることはないのかもしれません。雌が主導権を持つからこそ、ですね。