2020年7月10日金曜日

コケって面白い!

 コケの観察会がありました。

 探求心の強い仲間が最近コケを研究していて、その成果を教えてくれたのです。
 コケは、根、茎、葉の区別がなく維管束を持たず、胞子で増える。
 さて、「はまなすの丘公園」で行った午前の観察の最初に見たのが、ヒョウタンゴケ。特徴があって、印象に残りました。
 次が一般的なエゾスナゴケ。よく見かけるコケですが、他のコケとは違う特徴がありました。
 それは、乾いた状態の物に霧吹きで水をかけると瞬時に先端が星形に開くのです。

 霧吹きをかけたところ。左側がかけない状態。

 次は、ハナゴケ。つまむとバラバラに崩れてしまいますが、耐寒性が強くトナカイのえさになっているそうです。

 最後がヤノウエノアカダケ。

 名前通り赤くて、識別が容易でした。
 そのほかにも数種教えてもらいましたが、識別はなかなか難しいようでした。
 判別が難しい面もありましたが、水をかけると先端が開くエゾスナゴケなど面白い現象を体験し、なかなか面白いものでした。
 

 

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