ぼちぼちいこうか
朝刊の「北のうた暦」にこんな句が載っていました。
旧友のやうな初雪触れてみる 村瀬美智子
解説には、初雪を旧友のようだと思うのは、雪国生まれの人ならではの感覚だろう、と書かれていました。
でも、九州生まれの私にいわせると、そんなことはありません。雪国と違って、毎年決まった頃に降るわけではない雪は、暖かい国の人にとって偶然の出会いとして特別の思いが湧くものです。
永く会わなかった旧友との再会にも思えるかもしれません。
だから私などは、もう70年も昔の事なのに、雪の朝の嬉しさは今も覚えています。
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