月に2回ほど札幌へ出かけて「古今集を読む」と云う講座を受けていますが、始まりが2010年ですからもう13年も通っていることになります。
古今集は全1111首。昨日で945首終わったので、あと166首。一日4首くらいのペースで進むので、ほぼ2年余で読み終える計算になります。
ではどうしてそんなに長く通い続けたのか?
慣れ親しんだ仲間と勝手な解釈をぶつけ合うのが一番の楽しみ。また先生もさるもので、おおそんな解釈は専門家でも思いつきませんよ、などどおだててくれるので、ますますのぼせあがるのです。
ともあれ、古今集の一番の面白さは一首一首が計算して置かれている配列の妙のようです。
一つの歌の解釈より二つの歌がどうして隣同士なのか、どうしてその順番で歌が置かれているのかなどを探るのが一番の醍醐味です。
ですから健康さえ許せば最後まで受け続けるつもりでいるのですが・・
世の中は夢かうつつか うつつとも夢とも知らず ありてなければ よみ人しらず
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