昨日の朝刊の四季の栞でこんな句が紹介されていました。
みんな夢雪割草が咲いたのね 三橋鷹女
上の句のみんな夢とそれに続く雪割草が咲いたのね、がなんともアンバランスです。
日常の幸せは、みんな夢だと云うのでしょうか?
三橋鷹女の句は前にも読んだことがありますが、不思議な雰囲気の句が多いようです。
この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉
白露や死んでゆく日も帯締めて
鞦韆(しゅうせん)は漕ぐべし愛は奪うべし
老いながらつばきとなって踊りけり
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