今日も良いお天気でしたが、のんびりと青空を眺める余裕はありませんでした。
午前は市民カレッジの会議、午後からは日曜日の講座の準備をしていたからです。
講座は、明治期に花畔(ばんなぐろ)の惣代を務め地区の発展の基盤を築いた金子清一郎と云う人物を紹介するものです。
資料はすでに作ってあるので、あとは話す時の肉付けが必要です。
ところが、やってみるとこれがなかなか面白い。
例えば、明治初期には、開拓移民の受け入れは募移民と云う形で行われました。
旅費、農具などは開拓使持ち、小屋がけ料(住居費)として5両が、開墾すると1反につき2両が支給されるほど優遇されました。
では5両とは一体いくらくらいなのか?
調べてみると江戸時代から使われてきた両が円に変えられたのは、明治4年のようです。
そして1円はほぼ1両と等価に設定されました。
それでは、その1円は今のいくらくらいなのか?
米などの価格で比較すると、当時の1円は今の2万円くらいになるようです。
こんな細かなことを講座の時に話す余裕はない(全体で40分しかない)ので調べても実際には役には立たないのですが、資料を調べていくうちに様々な疑問が出てきて、それをまた調べていると時間が経ち・・
と云う具合で面白くはあるのですが、それは勝手に面白がるので時間の無駄使いです。
無駄使いではあるのですが、どうにも止まりそうになく、困ったものです。
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