ここだけ遅く咲くクロッカスやエゾエンゴサク、キクザキイチゲが咲いています。
ぶどう棚の下なので、ぶどうが葉をつけると真っ暗になってしまいますが、それがちょうど落葉樹の林床と同じ条件です。
カタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、イチゲなどの植物は落葉樹がまだ葉をつけない春の明るい林床で大急ぎで花をつけ受粉して樹木の葉が茂り暗くなる夏以降は地下茎や球根で眠ってくらします。
つかの間の春の間だけ活動するので、Spring Ephemeralと言われ、春の妖精とも呼ばれます。
Ephemeralは一日限りの、つかの間のと云う意味ですが誰かが妖精と名付けたようです。
石狩では、この植物は防風林の林床に見られます。カタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウなどです。
そろそろ生振(おやふる)防風林もカタクリが咲いているでしょうから見に行かなければ!
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