小樽・積丹の北海道遺産

　市民カレッジで5月の末に小樽・積丹の北海道遺産を訪ねる講座を行いますが、その下見に行きました。

　訪ねたのは、北海道遺産「小樽みなとと防波堤」「ニッカウヰスキー余市蒸留所」「積丹半島と神威岬」です。

　小樽の北防波堤は、札幌農学校出身の広井勇が様々な工夫をこらして作りあげたものです。
　

　

　もろかったコンクリートに火山灰を混ぜて強度を高め、施工法も斜塊ブロック工法というコンクリートブロックを斜めに積みあげていく方法で冬の荒波にも耐えるようになったそうです。
　

　次は余市町のニッカウヰスキー蒸留所。ここは、朝ドラの「マッサン」で一躍有名になりました。ジュースやウヰスキーの試飲もできます。
　

　　　　　　　
　さらに進んで、積丹半島の島武意（しまむい）海岸へ。ここは、ニシン漁が盛んな頃に手掘りで掘られたトンネルをくぐっていかなければなりません。「日本の渚百選」にも選ばれているようです。
　

　最後に、半島の突端の神威岬に行きましたが、残念ながら靄がかかってあまり良く見えませんでした。
　

　強行軍で走っても、石狩に帰ってきたのは6時半になってしまいました。開催当日は、5時半に帰れるように組み立てなければなりません。