カタクリが咲いていると聞いたので、生振防風林に行ってみました。
まだまだ樹木は葉を出さず裸です。
林の中はウグイスの声がしきり。
エゾエンゴサクが満開です。
エンレイソウは一輪だけ見つけました。
思わぬ発見もあって、去年までなかったところにフクジュソウが咲いていました。
そして、お目当てのカタクリはいっぱい!
まだ花が開ききっていない状態で、一番きれいな時期です。
道路を渡って反対側の林にも行ってみると・・
昨年はびっしりと咲いていたカタクリの数が少なめで、がっかり。
送電塔の下刈りのタイミングが悪かったのかもしれません。改めて昨年の写真を見てみましたが、まったく違います。
植物の盛衰は当たり前とはいえ、なんとなく寂しい感じがします。
石狩市は、毎年春と秋にはまなすの丘公園の景観保全活動をおこなっています。
景観保全作業とは、大事にしたい海浜植物の生育を脅かすススキやアキグミなどを除去することです。
関係するボランティア団体や企業の方などが集まって作業しています。
私たちは主にアキグミ抜きを。
アキグミは地下茎が太く掘り出すのが大変ですが、風こそやや冷たいものの好天に恵まれて気持ちよく作業しました。
薄野にある「鴨々堂」と云う古民家ギャラリーを見学してきました。なんでも、昔は置屋だったそうですぐ裏を鴨々川が流れています。
昔ながらの天井で、欄間がガラス張りになっていました。
ただ残念ながら、秋には取り壊すそうです。
その後、北海道立文学館に行き、特別展「よみがえれ!とこしえの加清純子」を観覧しました。
加清純子は渡辺淳一の小説「阿寒に果つ」のモデルとして知られる早世の画家で、淳一とは札幌南高校の同級生。
3年生の時に、阿寒で自殺した。
遺族から寄贈された絵画15点が展示されていました。色々な傾向の絵があってまだ方向性も定まっていないように見えましたが、確かに天分は素晴らしいものだったことは私のような門外漢にも分かりました。また、同人誌も出していて、文章も達者だったようです。
ポカポカ陽気で、気温も23℃まで上がりました。
そんな中、庭の片づけを。
すると・・
なんと、ぶどう棚の下に節分草が咲いているではありませんか。
節分草は、フクジュソウの園芸種で20年以上前に買ったものです。
毎年、二株三株花を付けていたのですが、数年前に消えてしまいました。
久方ぶりに節分草に会えて、感激です。
このところに庭をじっくり眺めることもなかったのですが、エゾエンゴサクも咲き、
キクザキイチゲも何輪か花を付けていました。
さらに遅れて咲きだしたぶどう棚の下のクロッカスが見事!
素晴らしい春の一日でしたが、明日からはまた冷え込むようです。
海浜植物保護センターの開館準備を行いました。
お天気は好し、潮騒の音を聴きながらの作業はまことに気持ちの良いものでした。
途中、ヒバリ君がやってきて近くを歩いたりして、なかなか好い一日でした。
冷え込んだ昨日とは打って変わった好天です。
コブシも花弁を開き始めました。
クロッカスは、云うまでもなく満開で、
鳥たちもあちこちで忙し気に鳴いています。
しかし、今はこんな好天は困るのです。
マクンベツのミズバショウの花がどんどん進んで、再来週の観察会には一つも見られないなんてことにもなりかねません。
なんとか寒さがぶり返して欲しいものですが、明日も快晴予報です。
来週の観察会の下見をするため、先週土曜日にごみ拾いをしたマクンベツ湿原へ行きましたが・・
たった二日しか経っていないのに、ミズバショウの咲き方が全然違いました。
土曜日はまだ花が少なかったのに
今日はほとんど満開状態。土曜、日曜と上天気だったにせよ、ほんの二日でこれほど違うとはびっくりです。
実は再来週も観察会があるのですが、その頃まで花が保ちそうにありません。
いつもながら自然の変化には驚かされます。