白いシデコブシと紅いベニバナシデコブシが隣り合って咲き、なかなか好い眺めです。
白の方は、キタコブシなのかシデコブシなのかはっきりしなかったのですが、写真に撮って検索アプリで調べてみるとシデコブシでした。
ベニバナシデコブシは、なかなか大きくならず花数もそれほどではなかったのですが、今年はある程度見られるようになりました。
一つひとつでもきれいですが、二つが組み合わされるとなかなか見事です。
柿本人麻呂の歌「ひむがしの野にかぎろひの立つ見えてかヘリ見すれば月かたぶきぬ」と云う有名な歌には違訓があるそうです。
白石良夫著「古語の謎」と云う本に載っていました。
原文は、東野炎立所見而反見為者月西渡
これを最初に挙げたように一般には「ひむがしの野~」と読まれています。
しかし、元々この歌は、あづまののけぶりのたてるところみてかへりみすればつきかたぶきぬ、と読まれていたそうです。
実は現在のように読んだのは、賀茂真淵だそうです。
ところが・・
◇かぎろいは、上代(奈良以前)には立つとは言わずもゆと云う
◇「ひむがし」は奈良時代以前には歌語ではなく、用例もない
などの疑問が出てくるそうですが、賀茂真淵の解釈に理論立てて反駁するほどの論は出ていないのだそうです。
写真を撮って植物名を検索してくれるアプリを試してみました。
すると・・
西洋タンポポはちゃんと名前が出てきましたが・・
庭のキクザキイチゲだと、Anemone nemorosaと出てきました。調べてみると、ヤブイチゲと云う名前のようで画像はキクザキイチゲと良く似ているので間違えてもしようがないかもしれません。
次にエゾエンゴサクを写したら、双子葉植物綱としか出てきませんでした。
どうもあまり精度は高くないようです。
近所にリンゴの木があって、新葉が芽生えています。
艶のある緑色でなかなかきれい。
リンゴの花は風情があって、咲いている時は、通りかかるたびに眺めるのが楽しみです。特に薄紅色のつぼみは何とも言えない優雅さです。
しかし、新葉がこんなにきれいだとは思いませんでした。
これから花が咲くまでは、近くを通るのが楽しみです。
今にも降りそうな重苦しい空。
歩いていると、あちこちで鳥の声が賑やかです。
ところが、見上げてもどこに止っているのか皆目分からず。声はすれども・・です。
途中までは結局写したのは鴨だけ。
せめて1羽でも写真に収めたいと思うのですが、なかなか。
やっと戻りがけにススメを撮ることが出来ました。
せっかく撮ったので、なんだススメかと思わないで、喜ぶことにしました。
居間の窓の正面に見えるライラックがうっすらと緑色に見えるようになりました。
そこで、近寄ってよく見てみると・・
若い葉がかたまりとなって・・
その中に小さな蕾が包まれています。
花となるのはまだまだ先で、初夏の頃ですが、これから一日一日変化する成長が楽しみです!
ボランティア活動もたいてい休止となってたっぷりある時間を過ごすには本を読むのが一番です。
ところが、肝心の図書館が休館では借りてくることができません。
どんどん買うほどの予算がないとすると、家にある本を読み直すのが一番です。
と云うことで、棚を浚って読んでいますが、記憶力が薄くなって前に読んだ内容をすっかり忘れているのが幸いです。
しかし、わずかな蔵書なので、クリスティーなどミステリ―物も藤沢周平など時代物も読み尽くしていよいよ底をつきそうです。
そこで考えたのが、句集を読むことで、これなら1冊でけっこう楽しめます。
まずは、山本健吉編「句歌歳時記 春」から・・
一昨日は咲きそろったコブシをご紹介しましたが、今日はエゾエンゴサクです。
ぶどう棚の下で風に揺れています。
このエンゴサクは、20年くらい前に道路脇に生えていたのを数株植えたのが始まりで、今では庭中あちこちに生えています。
また、ぶどう棚の下には貰ったキクザキイチゲもあってこちらも咲き始めました。
これでサクラが咲けばいよいよ春の盛りです。
前に一度書きましたが、月曜から金曜まで「鬼平犯科帳」のテレビ再放送が行われていて、欠かさず見ています。
近頃はたまに会議があるだけでボランティア活動もほとんど出来ないので、時間つぶしにはうってつけです。
しかし、あれだけ好きだったジプシーキングのギター・メロディーも毎日のように聴いているといささか飽きが来たような気もします。
コブシが満開です。
図鑑を見ると、花弁が6枚なのがキタコブシ、7枚以上がシデコブシとあります。我が家のコブシは、花弁が7枚以上あるので、その点ではシデコブシですが、それほど花弁が細くないので、違うかもしれません。
ベニバナシデコブシも咲き始めましたが、こちらはまだこれからといったところです。
例年ならこの時期もう何度も海を見ているはずですが、今年はほとんどの活動が停止しているので、今日初めて海を眺めました。
ミズバショウの咲くマクンベツの清掃やはまなすの丘の景観保全などの活動が取り止めで石狩浜に来る機会がなかったのです。
今日はちょっと用事があって石狩浜へ来たので、今年度初の海の眺めと云うことになりました。
新型コロナウイルス感染で騒々しい中、当たり前ですが海はいつもどおりゆったりと寄せては返していました。
スポーツ界はコロナウイルスでほとんど実施されていませんが、競馬だけは無観客で行われています。
今日は、牡馬クラシックの第一弾「皐月賞」です。
その前に、お天気につられて近所をひと廻りしてきましたが、団地の奥の林ではウグイスが鳴いていました。ウグイスの声を聞いたのは初めてです。
近くは柔らかなヤナギの花を、遠くは手稲山を見ながら帰ってきました。
さて皐月賞ですが、私が単勝、複勝を買った一番人気の馬が頑張ってくれて、なんとか無事当たりでした。
けっこうな風の中、ぶらっと歩いてきました。
ハルニレの並木はまだ葉が出ていませんが、なんとなく色づいてきたように見えます。
それも道理、近寄ってみるとすでに花が咲いていました。と云ってもとても花とは思えない程地味なものです。
公園の池ではようやく鴨の姿を見かけるようになり、番を巡る争いなのか、何羽かが大騒ぎしていました。
ちょっと離れた所では、騒ぐ鴨をしりめにカモメが1羽落ち着いた顔をして漂っていました。
池をひと廻りして、手稲山を仰ぎ見ながら帰ってきました。
クリスマスローズがいつの間にか咲き始めました。
紫色と
ホワイトです。
鉢などに入れて大事に育てればなかなか風情のある植物なのに、我が家のように植えっぱなしでいつ咲いたのかも分からないようでは可哀そうな気もします。
ただ、そんな風に雑に扱っても繁殖力は旺盛で、最初はほんの数株植えただけですが、今では庭中の広がっています。
天気も良かったので、墓掃除に行ってきました。
北海道では春のお彼岸には、墓にはまだ雪が積もっています。
熱心な人は雪を掘り起こしてお彼岸の墓参りをしているようですが、それほど気にしない我が家では雪が融けてからお参りすることにしています。
遅ればせに今日、お参りが実現したわけです。
墓の前に草をむしり、掃除をして花を供えて、ちょっと清々しい気持ちになりました。
日差しは日増しに強くなっていますが、風はまだ冷たい。
庭の花も色々で、クロッカスは盛りでも、エゾエンゴサクはこれからです。
コブシは咲き始めましたが、初夏の花、牡丹の花芽は大分ふくらんでいるもののまだまだ。
ただちょっと嬉しいことが・・
ここ数年姿を見せなかったキバナノアマナが一株花をつけていたのです。
そうは云っても、新型コロナウイルス感染の影響で、今年は本心から庭を楽しむと云う気分にはほど遠いようです。
我が家から6㎞ほどの篠路にアオサギのコロニー(集団繁殖地)があり、五戸の森(ごのへのもり)と呼ばれています。
もともと開拓時代の屋敷林だったものが公園となったようです。
公園に近づくと、ぎゃあ、ぎゃあと云うアオサギの声が聞こえてきます。そして、辺りは糞で真っ白。
森に入るとたくさんの巣が見えてきて、何羽かは木に止っています。
絶えず数羽が飛び回っていますが、写真に写すのはなかなか難しい。
この森は、アオサギだけでなく、林床植物もたくさん見られます。
フクジュソウや
エゾエンゴサク
カタクリ
エンレイソウ
キクザキイチゲ
など見どころいっぱいです。
さして広くはないので小1時間でくるっと廻って帰ってきました。