2017年12月4日月曜日

マイクロプラスティック

 昨日、マイクロプラスティックについての講演を聴いてきました。

 マイクロプラスティックとは、主に海や湖沼中に存在する微小なプラスティック粒子のこと。
 これは、環境中に放出されたプラスティックごみなどが波や太陽光線などにより化学変化を受けて細かく砕かれたもの。それをプランクトンや小魚が体内に摂取することで、食物連鎖を通じて最終的には人間に影響を与えることが危惧されているようです。
 マイクロプラスティックごみの生物への影響については、科学調査が始まったばかりで、まだ確実な結果は出ていないそうですが・・
・プランクトンのような小動物が誤飲すると満腹状態で飢餓に至る
・有害化学物質を吸着して世界中に拡散する恐れがあり小動物の神経系・生殖系が環境ホルモンと同じ悪影響を受ける可能性がある
・食物連鎖を通じた「生物濃縮」の問題が生じる
などがあるようです。

 色々考えさせられるお話でした。

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