ファンクラブの会員スキルアップ講座を行いました。講師は自然観察のベテラン会員です。
はまなすの丘公園の主な花で一番早く咲くのはイソスミレですが、まだ咲くには早いので、どんな植物が観察できるか半信半疑だったのですが・・
いざ観察を始めると、地味ですが、草丈5㎝ほどのチャシバスゲと
スズメノヤリが花盛りでした。
この2種の他には花は見られませんでしたが、もう少しで開花と云う植物はいくつかありました。
例えば、もう花茎を伸ばし始めたハマハタザオや
コウボウムギ、
たったひとつでしたが蕾を持っていたイソスミレなどです。
後は、まだ小さいのですが、若々しく瑞々しい姿を見せてくれた植物がいっぱいありました。
青々しいエゾノカワラマツバ
ウンラン
ハマナス
ごくちっちゃなオオヤマフスマ
アキカラマツ
本来砂に埋まっているはずの地下茎がむき出しになったハマニガナ等々です。
また、湿地帯(雪融け水はもうなくなっていました)では、ヤチボウズを見かけました。これは、スゲ類が地面の凍結で持ち上げられて出来るものです。
もうひとつ、花ではありませんが、砂浜で生息するきのこスナハマガマノホタケの菌核がいっぱい見つかりました。
このキノコはハマニンニクに寄生します。
今日はちょっと風があり寒かったのですが、あちこちで元気なヒバリの声を聞きながらの観察は楽しいものでした。
そう云えば鳥では、ノビタキも見かけました。
はまなすの丘公園ももう少しで観察シーズンを迎えます。
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