2025年12月13日土曜日

断腸亭日乗

  たまたま取り出した永井荷風の「断腸亭日乗」の下巻を読みだしたら面白くてすぐに読んでしまい、今度は上巻を探して読み続けました。

 敢えて上下を比べてみると、若い頃の上巻の方が内容が濃く読みごたえがあるようです。

 上巻はまだ途中ですが、気づいた事は荷風が最後まで読書を続けていることです。

 私など近頃は、面白い本を探す努力もしなくなって漫然と過ごしていますが、刺激を受けて早速図書館へ行って上林暁を借りてきました。しかし、どうも「断腸亭日乗」ほどの面白みは感じないようです。

 あきらめずもう一度図書館へ行って探してこようかな。

2025年12月12日金曜日

今年最後の買い物

  今年最後の買い物。

 といってもたいした物ではありません。

 一つは、3年続きの備忘録。今使っているのが今年で切れてしまうのです。

 もう一つは、プリンターのインク。そろそろなくなりそうになっていました。

 バスでの行き帰りだとこんな物を買うだけでも帰りのバスの時間を気にしたりと案外大変です。

 しかし、これでもう買い物に出ることはありません。

 安心して正月を迎えられます。

 

 

2025年12月11日木曜日

根雪になる?

  昨日は図書館まで行きましたが、道路が凍っていてツルツル!

 おっかなびっくりの歩きでした。

 そして未明はまたしんしんと雪が降って。

 この感じでは、ひょっとしたら根雪に?

 まあ、急に暖かくなることもありますので、一概には言えませんが・・

 今年2回目の雪かきでした。


2025年12月10日水曜日

ハローワークとラーメン

  昨日は、先月に続いて家人に付き添ってハローワークに行ってきました。

 長年パートで働いている家人に一時金が出るというので、申請に行ったのです。

 札幌のハローワークに行くのはそれほど複雑なルートではないのですが、バスに乗った後地下鉄にのり、さらにバスに乗らなければならないので、家人も一人で行くのが億劫だったのでしょう。

 先月は、付き添い料として帰りに麻生でラーメンを奢ってもらいましたが、これが何とも言えない味。二人ともがっかりして帰ってきました。

 それに懲りて、昨日は地下鉄18条駅近くで探したのですが、あいにくラーメン屋は1軒しかなく、仕方なく入った店も、先月に劣らずひどいものでした。

 どうやら、ハローワーク帰りは鬼門のようです。

2025年12月9日火曜日

震度4

  そろそろ寝ようかと思った時です。

 スマホがけたたましく鳴りました。

 同時にグラグラと揺れ始めました。

 地震です!

 テレビは、津波が来ます!逃げて下さい!と叫びます。

 取り敢えずストーブを消して待機しましたが、けっこうな揺れで時間も長かった。

 実際太平洋側では、20~30㎝の津波が起き始めました。

 しばらくして揺れは収まりましたが、余震も考えられるので、パジャマからいつでも動けるような服装に着替えました。

 幸いその後は揺れませんでしたが、震度4だったようで、けっこうな揺れでした。

 

2025年12月8日月曜日

ニイタカヤマノボレ

  稚内の通称・稚内赤れんが通信所から太平洋戦争開戦の指令「ニイタカヤマノボレ」の電文が発信されたという新聞記事(発信されたと言われると書いてありますが)を見て、不思議に思いました。

 子供の頃からその電文は佐世保の針尾送信所から発せられたと聞かされていたからです。

 そこで、調べてみると、「ニイタカヤマノボレ」の電文が発信されたと言われる所は他に船橋送信所と刈谷市・依佐美(よさみ)送信所がありました。

 困った時のAI頼みで、チャットGPTに聞いてみると、どこが発信したという正確な一次資料は残っていないようです。終戦の時に削除されてしまったのでしょう。ですが状況から見て有力なのが船橋、同時送信したかもしれないのが依佐美で、否定できるのは、針尾送信所と稚内送信所だそうです。しかし、質問を変えて聞くと、違う答えも出てきてAIさんもあまりあてにはできないようです。 

 ところで、佐世保・針尾送信所は、「ニイタカヤマノボレ」の電文を送信したかどうかは別にして、100年以上経過しているのにまだしっかりと建っていて、当時のコンクリート製法技術力の高さを表す(火山灰が混ぜてあるそうです)建造物として2013(平成25)年に国の重要文化財になっているようです。


2025年12月7日日曜日

近江商人と蚊帳

  昨日ブラタモリを見ていたら、昔懐かしい浅黄色の蚊帳は、近江商人が全国に広めた事が分かりました。

 近江商人の麻製の蚊帳が絹や木綿製の奈良蚊帳を駆逐したようです。

 子供の頃九州では、夏は蚊帳を吊って寝たことを思い出しました。ただ、2000年に蚊帳商工組合は解散したそうですから、今では蚊帳など吊る家はほとんどないのでしょうね。

 しかしネットで販売しているので、多少の需要はあるのかもしれません。もっとも売っているのは吊らないタイプが多いようです。