2021年4月14日水曜日

ナニワズの戦略

  今朝ナニワズを見かけました。ナニワズが今頃咲くのは、生存戦略的には大成功でしょう。精々50㎝ほどの背丈で黄色い花を咲かすのでは、初夏頃の他の花がいっぱいある時期なら目立たないでしょうが、今は他に花は無く笹もはびこっていないので、すごく目に付きます。現に、私も歩きながら林内に咲いている姿がすぐに目にとまりました。

 また、すでに蕾を持っていてナニワズに続いて咲きそうな木がありました。エゾニワトコです。

 ところで我が家のコブシが咲き始めました。昨秋、剪定して花数を抑えることをしなかったので、花が混みあってゴチャゴチャですが・・

 ベニバナシデコブシも1輪花を開いて、これから楽しめそうです。


 

2021年4月13日火曜日

ミズバショウとエゾエンゴサクとカタクリ

  来週末に子どもたちの植物観察会をやるので、下見に行ってきました。

 先ず、マクンベツのミズバショウ。7日に行った時は、まだこれからと云う状態でしたが、今日は咲きそろっていて、水の中に群れた姿はなかなか幻想的。ただ、花粉はまだ出ていないようなので、最盛期とは云えないようです。

 
 次は生振防風林へ。

 エゾエンゴサクが咲き始めていましたが、カタクリはまだ蕾。

 いずれも、来週にはたくさんの花が見られそうで安心しました。

2021年4月12日月曜日

白い馬と白い鳥

  昨日の桜花賞で、ソダシと云う馬が白毛馬としては史上初のクラシックレース覇者となりました。元々真っ白な白毛馬は数が少ないのですが、これまで大レースを勝ったことがありませんでした。

 これからは、益々人気が高まるでしょう。

 白い馬の躍動がまだ目に焼き付いている中、今朝は茨戸川で白いダイサギを見かけました。


 別に意識したわけではありませんが、何だか白つながりです。


 ダイサギの横には一羽だけ隠れるようにアオサギが。

 さらにこれも1羽だけですが、シギの仲間がいました。イソシギかもしれません。


 雪解けで水量豊かな茨戸川沿いの散策は、なかなか気持ちの良いものでした。


 

2021年4月11日日曜日

水鳥と桜花賞

 東屯田遊水池に行ったら、先日見たヒドリガモがたくさんいました(先日は、ホシハジロと書いたのですが間違いでした) 。   

       
 
池の反対側にはオオバンも・・

 ヒツギグサやコウホネも、暖かくなって葉を水面から出していました。


 また、遊水池の近くには発寒川が流れていますが、そこにはヒドリガモに交ってキンクロハジロが・・・

 3種類の水鳥が見られて満足して帰ってきました。

 ところで、今日は2021年度クラシックシリーズの第1弾、桜花賞です。昨年は、デアリングタクトが大活躍しましたが、今年は?


 

2021年4月10日土曜日

はまなすの丘公園4/10

  昨日の雪がうそのような好天に誘われて、はまなすの丘公園へ。

 遥か向こうの雪を被った山々が眩しい!


 石狩川の水もキラキラ輝いていました。

 そこら中からヒバリの声が聞こえてきますが、カメラに収めるとなるとなかなか難しい。

 やっと撮れたのは、前回同様道を歩いている奴。

 もう1枚、飛んでいるのを目がけてやみくもにシャッターを切ったら、辛うじてごく小さく写っていました。 


さて、植物たちは、やっと葉を開いたところ。

 ハマニガナ

 瑞々しいハマボウフウ

 赤いハマエンドウ

 もう葉は整えてこれから花茎を出そうと云うハマハタザオ

 ハマナスはようやく芽が出たところ


 いつも雑草として無視されるヒメスイバが案外きれい

 山を見て、ヒバリを見て、植物を見て、波立つ河口まで行って帰ってきましたが、お天気のおかげで気分は上々!


 

 

 

 

2021年4月9日金曜日

雪が降った!

  昨日の朝は霰が降りましたが、夜になってからけっこうな雪が降ったのでしょう。朝起きたら、庭が真っ白!

 盛りだったクロッカスも縮こまってしまいました。


 しかし、道路には積もっていないので、さすがに一気に冬へ舞い戻りとまではいかないようです。

 ちなみに、札幌で一番遅い終雪は、1941年の5月25日。この年はもの凄く寒い年で網走では6月8日に雪が降ったようです。

 明日は、陽が差す予報ですから、この雪もたちまち融けてしまうでしょう。

 と思ったら、お昼にはすっかり融けてクロッカスも何事もなかったように花弁を開きました。


 やはり4月ですね。

 

2021年4月8日木曜日

コハクチョウとミズバショウ

 朝から冷え込んで雪まで降ってきました。

 そんな季節の揺り戻しは別にして、そろそろハクチョウが北へ行ってしまう頃です。

 もう行ってしまったかな?まだいるかな?と思いながらシップへ確かめに行ってみました。

 すると・・

 前回居た田んぼには居なかったのですが、そのずっと奥の田んぼに居ました。まだけっこうな数で群れています。

 うまい具合に、羽を広げたところを写すことができました。

 2羽が反対向きに並んでいるところも。嘴の黄色い部分の少なさから、コハクチョウのようです。

 4羽で揃って歩いているのも。

 一体いつ頃までここで休んでいるのでしょうか?来週も来てみて、まだ居るかどうか確かめたいところです。

 さて、その帰り、マクンベツのミズバショウの様子を見に行きました。

 もう、木道は歩けますが・・

 まだ大半のミズバショウが白い苞を開くのはこれから。

 水に浸かっていない所の個体だけ苞を開いていました。

 来週の末くらいが見頃ではないでしょうか。