2020年2月1日土曜日

月下独酌

 今日のラジオ講座「漢詩を読む」に李白の詩がありました。月下独酌と云う題です。

      月の下ひとり酒を酌む
                    李白
 花のもとに一つぼの酒
 ひとり酌んで友もいない
 杯(さかづき)をあげて、明月を見上げ
 影に向かえば三人となる

 そしてその後にすごく洒落た句がありました

 私が歌えば月はふらつき
 私が舞えば影がゆらめく

 私と月と影で三人と言うものの、孤独な私(李白)が透けて見えるようです。 

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