2016年6月7日火曜日

ニシン漁とサケ漁

 北海道遺産を訪ねる市民カレッジの講座で、留萌、増毛へ行きました。

 先ず増毛の国稀酒造(お酒の好きな人は試飲を一杯)に寄った後、小平町鬼鹿にある旧花田家番屋を訪ねました。
 




 
 びっくりしたのは、その大きさです。番屋の作りは片側が親方の住居、もう片側が漁夫の寝泊まり場と他の番屋と同じ構造ですが、なにしろ規模が大きい。漁夫が200人も泊まれたそうです。
 





 その次に留萌の番屋(これは通常の大きさでした)を見学した後、午前に寄った国稀酒造の経営者でもある旧商家丸一本間家を見学しました。石造りの呉服店舗、呉服蔵、醸造蔵、住居などが集まった建物です。
 

 


 石狩にはこれほど大きな建物や店舗の遺構はありません。

 鮭漁で栄えた石狩に対して留萌や増毛は鰊漁で栄えた町ですが、遺構を比較してみて、鮭漁と鰊漁の規模の違いを改めて認識させられました。

0 件のコメント:

コメントを投稿