千歳市にあるキウス周堤墓群の話を聴きました。
キウス周堤墓群は、世界遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の17の構成資産のひとつです。
周堤墓とは、地面に円い大きな穴(竪穴)を掘り、掘った土を周囲に盛って、竪穴内に1基~数基の墓を設けたもので、北海道独特の遺構。
キウスとは、アイヌ語の「キ・ウシ」(かや・たくさんある所)からつけられた名前だそうです。
かっては広大な湿地帯であった地域を見下ろす小高い緩斜面に作られている。
約11haの広さの中に9基の周堤墓がみつかっているが、大きい物は、最大径が約83m(ジャンボジェットが1機すっぽり納まる大きさ)、穴が一番深い物は、キリンの背丈と同じ約4.7mあるそうです。
この周堤墓群は当初アイヌのチャシだと思われていたそうですが、昭和30年代~40年代の調査で縄文時代の遺構だと云うことがわかったそうです。
来週見学に行くので楽しみです!
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